日本の匠技Craftmanship;オリエントスター Orient Star 青文字盤レトログラードが子供に受け継げる社会人時計な3つの理由
質感高・お値打ち・子供に受け継げる、の条件が私の腕時計選びの基準。今回は購入して4年以上経った、日本製オリエントスターレトログラードモデルのご紹介です。
当時海外への駐在が決まり、日本のものづくりの魂を体現しているものを身につけて仕事へのモチベーションとしたい、と考えて、海外勤務記念ということで購入したものです。
その品質と質感に対し、価格的にも非常にお値打ちなので、社会人20、30代で身につける腕時計としてもおススメ。セイコーもいいですが、実はこのオリエントもセイコー配下で独自の存在感を放っています。
1.社会人腕時計としてもおすすめな理由1 文字盤の美しさ
こちらが全体像。この写真だと光の具合でちょっと黒っぽく見えますが、実際はもう少し鮮やかなネイビーブルーの文字盤です。
この写真だとわかりにくいですが、ORIENTSTARのロゴ周辺がギョーシェ彫り(波打った彫り模様)になっていて、手の込んだ文字盤で質感の高さを感じさせます。
右の竜頭の段階ごとと時計回り回転/逆回転のパターンで、パワーリザーブの手巻き、時刻変更、曜日変更、日付変更全てカバーできます。機能性も至高!
2.理由2 ; レトログラード機能とジャガールクルトに匹敵する時分針のつくり!
文字盤のアップです。6時位置の文字盤下がレトログラード機能を備えた曜日表示機能です。
こちらがSU日曜日から月曜日の午前0時を回ると、、
瞬時にMO月曜の左端に曜日針が戻ります。この「ビュン」って感じが機械式らしさ。
各ダイヤル内の繊細なヘアラインも質感の高さに一役買っています。
3.理由3.時分針の仕上げはジャガールクルト並み?
そして最大の特長である時分針の鋭角な仕上げ。右は1桁違いのジャガールクルト ジオグラフィーク ですが、時分針の仕上げの見事さに関しては、迫る勢いなのがお分かりになるのでは。
裏面は自社キャリバーが堪能できるシースルーバック。
4.弱点は?
文字盤や針の仕上げは、本当に素晴らしいですが、3連ブレスの質感やケースの厚みは若干マイナスポイント。つけ心地には影響してしまいます。
5.青文字盤を生かしたブルーコーデ
やはり美しい青文字盤なので、全身ブルー系のグラデーションによく馴染みます。
6.まとめ
オリエントスター青文字盤レトログラードは、社会人向けのお値打ち日本製本格機械式腕時計。4年海外で酷使し、オーバーホール未ですが、未だ故障なしでその文字盤の質感もキープ!
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白文字盤でレザーブレスだとよりジャガールクルト寄りかも!
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